見積書・請求書づくりをAIに任せる方法|今日からできる手順

見積書、請求書、発注書、日報。1枚あたりは大した時間ではなくても、積み重なると経営者や事務担当の時間を静かに食いつぶしていくのが書類仕事です。

実はこの領域は、AIが今いちばん確実に役に立つ場所です。専用ソフトの導入もプログラミングも不要で、ChatGPTのような対話型AIだけで始められます。この記事では、今日からできる手順をそのまま書きます。

なぜ書類仕事はAI向きなのか

理由は3つあります。

手順1:いつもの書類を1枚、AIに見せる

ChatGPTを開いて、いつも使っている見積書の内容を貼り付けます(実在のお客様の名前や住所は伏せてください。「株式会社サンプル」などに置き換えれば十分です)。

そのうえで、こう頼みます。

「これはうちの見積書の形式です。この形式を覚えてください。これから条件を伝えるので、同じ形式で見積書の下書きを作ってください」

手順2:条件を口語で伝える

次に、作りたい見積書の条件を、話すように入力します。きれいな文章である必要はありません。

「外壁塗装、120平米、シリコン塗料、足場込み、税抜80万円、工期2週間、有効期限は発行から30日」

これだけで、いつもの形式に沿った下書きが数秒で出てきます。あとは数字と文言を確認して、正式な書式に転記するだけです。

手順3:「直しの指示」もAIに出す

1回で完璧にはなりません。ただ、直しも会話で頼めます。「値引き前の金額も併記して」「支払い条件を月末締め翌月末払いに」と伝えれば、その場で修正されます。部下に指示を出す感覚に近いと思ってください。

気をつけること2つ

① お客様の個人情報を入れない

無料版のAIに入力した内容は、AIの学習に使われる場合があります。名前・住所・電話番号は伏せて使うのが基本です。会社として本格的に使う場合は、入力データが学習に使われない法人向けプランや設定に切り替えます。

② 最終確認は必ず人がやる

AIの下書きは8割の完成度と考えてください。金額・日付・数量の最終チェックは人の仕事として残します。「8割を数秒で作らせて、2割を人が仕上げる」のが正しい分担です。

どこまで自動化できるのか

ここまでは「AIと会話して下書きを作る」方法でした。さらに進めると、フォームに条件を入れるだけで書類が自動で整う仕組みや、受注データから請求書が自動生成される仕組みまで作れます。ここまで来ると事務担当の作業時間は目に見えて減ります。

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